10月のワークショップやリーダークルー養成講座で編んいただく認知症マフのデザインについて

日本で始まった認知症マフの普及活動に当初から取り組んできたこれまでの経験を活かし、能勢マユミが新たに監修したマフをご紹介します。暮らしに馴染むデザインや機能、安全性だけでなく、作りやすさも大幅にブラッシュアップしました。ワークショップではベーシックマフ、リーダークルー養成講座ではスタンダードマフを編んでいただきます。

左からベーシックマフ、スタンダードマフ、プレミアムマフの参考作品（本体がアラン模様で飾りは2色使い）

★ベーシックマフ

これまでのデザインとは異なり、ONBOARDのために新たにデザインした認知症マフです。表裏両面使えるリバーシブル仕様で、本体から続く複数の飾りはすべて糸を切らず、一気に編むことができます。後から飾りを縫い付ける手間がありません。しっかりと飾りが固定されるため安全性が向上します。さらに飾りに統一感が出てデザイン性もアップしました。

★スタンダードマフ

リーダークルー養成講座を受講していただくみなさまが学ぶ認知症マフです。ベーシックマフをベースに、飾りとして大変人気がある編みつけポケット付きです。さらに握っても楽しめるハンドルを付けるとバッグのようにも見えて、持ち運んだり壁に掛けたり、収納にも便利です。

★プレミアムマフ

養成講座を経てリーダークルーになられたみなさまには、ワークショップでの普及活動だけでなく、かねてから関心が高い販売を想定したプレミアムマフのニッター（編み手）としても活躍していただきたいと考えています。

これからもみなさまと認知症の人に寄り添った活動を続けていきたいと思っています。

（2024年8月）